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有田焼の宮内庁御用達窯香蘭社の、色絵鮑型草花鳳凰図皿です。
明治期に作られ、ヨーロッパの王侯貴族や富裕層向けに輸出されていた品の里帰りの品です。
鳳凰や菊、牡丹が丁寧に描かれており、これからの季節にぴったりな華やかで豪奢な器です♪
サイズ
直径約27.3cm×約22.8cm
高さ約4.3cm
(多少の誤差はお許しください)
窯印から1890年頃に製造されたものだと思います。
香蘭社は明治期から、パリ万国博覧会（1878年）、シカゴ万国博覧会（1893年）など、国内外の博覧会で数々の賞を受賞しました。特に、パリ万博では金賞を受賞するなど、高い評価を受け、日本の陶磁器の品質と技術の高さを世界に示しました。
以降、国内外の博覧会での受賞は50回以上。
日本を代表する陶磁器メーカーのひとつです。
現在のように電気窯、ガス窯の無い時代のものです。
製造時のピンホール、ひっつき、色むら、藍トビ、窯キズ、釉薬の不均等、陶土や釉薬のムラ、色トビ、斑点、かすれ、擦れ、歪み、凹凸、小キズ、スレやヨゴレ、使用跡、アタリ、染料や金彩の剥離、摩耗、変色等の経年劣化、ご了承ください。
製造時の色トビやひっつきが見られます。(10.18.20枚目等)
縁の金彩の摩耗あり。その他、染料や金彩の途切れ、摩耗等があります。
縁に触れていると僅かに凹んでいる箇所があります。上から金彩が塗られているので製造時の陶土のムラだとは思いますが、ご了承ください。
欧米に室内装飾用の飾り皿として輸出されたものは殆どそうですが、絵画と同じように長年壁等に飾られたものが多く、縁の金彩は摩耗部分が多いです。
アンティークに理解のある方、お願いします。
現代もののような完璧な品をお求めの方、状態に神経質な方は購入はお控えください。
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